10月の予定

アースの火曜カフェ
kunkuncimacimaのランチ

10/20(火)11:30〜14:30(LO14:00)
ALOHA プレイス earthnic
千葉県木更津市矢那1422

2013年4月14日日曜日

新学期

怒濤の一週間でした。。

8日から新学期が始まり、長女は初めての幼稚園生活、長男次男は新校舎での新学期、そしてクラス替えなどなんとなく浮き足立った春の始まりでした。
新学期が始まったので、前から気になっていた飼い猫の前脚の腫れを診てもらおうと動物病院へ連れて行きました。


それは、腫瘍でした。
恐らく悪性の、つまりガンだということです。
腫瘍はこのままにしておくと、数ヶ月で倍ほどに大きくなり、いずれ破裂してしまうそうです。
遠隔転移はあまりないので、腫瘍では死なないのですが、腫瘍がじわじわと猫を飼い殺しにする、そういったたちの悪いものだそうです。
治療としては、外科手術で取り切ること、脚の付け根に癒着しているので断脚手術をする、それでも胸にも癒着している部分は取りきれない可能性があるとのことでした。
取りきれないところが残ると早ければ2〜3ヶ月で再発するそうです。
夜な夜な、夫と話し合いました。
どうしてあげたらいいのか。
獣医さんは言いました。
「幸いなことに脚を失って鬱になる猫はいません。猫は人間と違い人からどう見られるか気にしませんし、順応性が高いので3本脚での生活にもすぐに慣れることができます」
断脚手術は、延命、と言うよりは腫瘍の痛みを取ってやるという意味合いが大きいようです。
腫瘍が破裂する程の末期の猫ちゃんでも、余命3ヶ月ながら断脚したことで痛みから解放されて体重も倍に増えたという例もあるそうです。
迷いました。
でも、猫を一番かわいがっている次男が「脚がなくなってもにゃんたはにゃんただからね」と言ったことで心が決まり、手術をお願いすることにしました。

この猫、にゃんたは4年前に我が家にやって来ました。
自宅の周りをウロウロしていて、痩せて衰弱していましたが、とても懐っこくおっとりしていて、どこかで飼われていた猫だろうと思われるました。
猫好きな次男が抱っこしてもちっとも怒ったりもしない優しい猫で、なんだかんだと、我が家の家族として迎えることになりました。

にゃんたのごはんはすべて手作りにしてきましたし、ワクチンなども、ワクチンで誘発される病気もあると聞き、受けさせませんでした。
実際、特に病気などすることもなく、最初はやせ細ってたのがすっかりふっくら毛並みもよくなり、健康な猫ちゃんで過ごしてくることができました。
その後産まれた二人の娘たちもにゃんたを慕って育ってきました。
にゃんたは、赤ちゃんにはとても優しいし、おままごとのお相手もして、子守も上手です。
にゃんたが病気になることなんてない…そんなおごりもあったと思います。
前脚の腫れは気になったものの、食欲も旺盛で時々走り回ったりととても元気だったので、子どもたちと遊んでちょっと怪我でもしたのかも、などと呑気に考えてました。

初診から一週間、先週末はまさかそんなことになるとは思ってもみませんでしたが…昨日手術を受けました。
夕方、目を覚ましたと連絡があったので会ってきました。
手術自体はうまくいったようです。
まだ、麻酔でぼんやりしていましたが、家族が来たのは分かっていたようです。
次男が頭をなでると目に光が宿ったようでした。
あとは、術後の傷が順調に回復すること、そして腫瘍の取り残しがないことを祈るばかりです。

今回、猫の病気の発見を受け、本当に色々と考えました。
人間と動物の医療の違い、生活習慣や食事で重大な疾患から逃れられるとは限らないということ。
もちろん、日々の食事が身体を作っていくということは確かだと思うし、そこに迷いやブレが生じた訳ではありません。
でも、いいごはんを食べて、無駄な化学的刺激を避けていれば大丈夫‼と自己流の暮らし方を過信していた部分も少なからずあったと思います。
ガンは複合的なものなので、生活習慣が大切なのは確かですが、加齢などにより細胞はどうしても傷つきガンが生まれる場合もあります。
わたしは、現代医療を否定するわけではないし、どんな考え方でも過信せずに自分なりに判断できる感覚を持っていたいと思ってきました。
その考えに変わりはありませんが、もっと柔軟に、もっと謙虚に暮しを、食を見つめていきたいとの思いを改にする出来事でした。
今は、にゃんたが元気になって帰ってくるのを待つばかりです。

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